【5月・こどもの日】こいのぼりリトミック指導案|2〜3歳・スカーフで3拍子と長短調を楽しもう

こいのぼりがあちこちで見られる、気持ちのいい季節になりましたね。

「こいのぼりだー!」と目を輝かせる子どもたちを見るたびに、この季節ならではのリトミックをやりたくなります。

この記事では、2〜3歳児クラスの5月に使えるリトミック指導案をご紹介します。リトミックスカーフを使って鯉のぼりに見立て、3拍子のリズムを身体で感じたり、「こいのぼり」の曲を長調・短調に弾き分けて音楽の変化に気づく活動です。

私も毎年4月の終わり~5月の初めに取り入れているのですが、スカーフを出した瞬間の子どもたちの目の輝きはたまりません。準備もスカーフだけなので、ぜひ気軽に試してみてください🎵

📝この記事でわかること
  • 2〜3歳向け・5月のリトミックのねらい
  • ウォーミングアップから長短調聴き分けまでの活動の流れ
  • スカーフを安全に使うポイント
  • 現場で使える言葉かけ例
目次

活動概要

ねらい

3拍子のリズムを身体で感じる
・長調・短調の違いを音楽と動きで体感する
・季節の行事(こどもの日・鯉のぼり)に親しむ

対象・準備物

項目内容
対象年齢2〜3歳児クラス
実施時期5月(こどもの日・鯉のぼり)
活動時間約20分
準備物リトミックスカーフ(人数分+予備2〜3枚)
使用曲幸せなら手をたたこう・こいのぼり(長調/短調)

活動の流れ

STEP1|ウォーミングアップ「幸せなら手をたたこう」(約5分)

まずは「幸せなら手をたたこう」でウォーミングアップ。この曲は子どもたちになじみがあって、リズムもわかりやすいので、体と気持ちをほぐすのにぴったりです。

展開の順番

  1. 「幸せなら手をたたこう!」→ 手をたたく
  2. 「幸せなら足をならそう!」→ 足で床をドンドン
  3. 「幸せならほっぺツンツン!」→ 自分のほっぺをツンツン

ほっぺツンツンは毎回ウケます(笑)。「えへへ」と照れながらやる子がかわいくてたまりません。

そして最後にアレンジを加えます。

「幸せなら立ちましょう!」

この一言で、子どもたちがわっと立ち上がります。そのまま音楽に合わせてお散歩タイムへ。音楽が鳴っているあいだは歩き、音楽が止まったらピタッと止まるストップ&ゴーの活動につなげます。

「立ちましょう!」のアレンジは、子どもたちが予想外の展開に「え!?」とびっくりして笑ってくれる瞬間が大好きです。ストップ&ゴーは、音をよく聴く力=即時反応の練習にもなっているので、一石二鳥ですよ。

STEP2|メイン「スカーフで鯉のぼり・3拍子を感じよう」(約8分)

いよいよスカーフの登場です。

スカーフを配る前に、ひと工夫。先生がスカーフをひらひらさせながら「鯉のぼりみたいだね〜」と見せると、子どもたちの目がキラキラし始めます。

言葉かけ例

「みんなのスカーフを鯉のぼりにして、空を泳がせてみようか!」

スカーフを配ったら、「いち・に・さん」のかけ声に合わせて一緒にゆらゆら。

動きのイメージ

「いち・に・さん」で空に弧を描くように大きくスカーフを動かし、鯉のぼりが空を泳ぐイメージで。1小節ひとまとまりとして感じられる動きにすることで、3拍子のまとまり感が自然と身についていきます。

ピアノで「こいのぼり」を3拍子で演奏しながら、一緒にゆらゆらしましょう。

スカーフは中心を結んでてるてる坊主のようにまとめてから渡しています。 広げたままのスカーフは床に垂れて踏みやすく、転倒のリスクがあります。中心を軽く結んでてるてる坊主のような形にまとめることで、踏んで滑る心配が減り、子どもも扱いやすくなります。安全対策として、ぜひ取り入れてみてください。

STEP3|長調・短調の聴き分け「こいのぼり」長調ver./短調ver.(約7分)

次は聴き分けの活動です。

同じ「こいのぼり」の曲を、長調バージョンと短調バージョンに弾き分けます

調性音楽イメージ動き
長調明るく、のびのびと風が吹いて鯉のぼりが気持ちよく泳いでいるスカーフをゆらゆら
短調重たく、ゆっくり雨が降るスカーフをぴたっと止める

子どもへの言葉かけ例
「お日さまが出て風が吹いたら、鯉のぼりいっしょに泳ごう!雨が降ってきたら…そーっとお休みしようね」

2〜3歳の子どもたちに長調・短調を感じてもらうには、ピアノの表現をとにかく大袈裟にするのがポイントです。長調は明るく弾んで、短調はゆっくり重く、テンポも強弱もはっきり変えて弾く。「これは違う!」と子どもの耳が感じ取れるくらい差をつけることで、だんだん音の変化に気づいて動きが変わってきます。最初は止まれなくても全然OK。繰り返すうちに「あ、変わった!」という瞬間がやってきますよ。

指導のポイント・注意点

3拍子のテンポについて
速すぎると動きがついてこないことがあります。最初はゆったりめのテンポで始め、子どもの様子を見ながら調整してください。

止まれなくても大丈夫
ストップ&ゴーも長短調の聴き分けも、最初から完璧にできる子はほとんどいません。繰り返すことで少しずつ反応が育ちます。焦らず、できたときに「止まれたね!」と大げさに喜んであげてください。

スカーフの安全確認
活動前に結び目がほどけていないか確認を。また、スカーフを振り回したり、他の子にかけたりしないよう、最初に「お友だちにはかけないよ」と伝えておくと安心です。

まとめ

毎年この時期になると、巡回先のクラスでも「今日こいのぼりやる?」と声をかけてくれる子がいて、季節の移り変わりを子どもたちと一緒に感じられるのが嬉しいです。

スカーフをゆらゆらさせながら音楽に反応する子どもたちの姿は、本物の鯉のぼりにも負けないくらいいきいきしていますよ。ぜひ今年の5月、試してみてください🎏

教材のご案内

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この記事を書いた人

音楽大学を卒業後、一般企業を経て保育業界へ転職。保育士資格を取得し、その後リトミックの資格も取得。現在は保育事務とリトミック講師のダブルワークをしながら、一児の母として奮闘中です。
講師になりたての頃は「指導案どうしよう」「子どもが動いてくれない」と悩む日々。その経験があるからこそ、同じ悩みを持つ先生に寄り添いたいとブログでの発信を始めました。現場で使えるリトミックの指導案や実践アイデアをお届けしています。
楽譜制作も行っており、YouTubeチャンネル「きいのおと」での動画公開やPiascoreでの楽譜販売もしています。

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